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古橋亨梧不発で…森保監督の起用法に異論噴出!日本代表に足りないものは?

古橋亨梧(写真手前) 写真:Getty Images

 日本代表は3月25日に行われたFIFAワールドカップ北中米大会アジア最終予選で、サウジアラビア代表と対戦。後半途中出場のFW古橋亨梧(スタッド・レンヌ)のパフォーマンスにファン・サポーターの関心が集まっている。

 古橋は73分、FW前田大然(セルティック)との交代により、前線1トップでプレー。80分にペナルティエリアで決定機を迎えたものの、ゴールを奪えず。味方選手との息の合ったプレーもほとんど無いなど、6月の最終予選や1年3か月後の北中米W杯を前に不安を抱えた格好だ。

 ネット上では、古橋の起用法について、途中出場では本来のパフォーマンスを発揮できない可能性が高いとの意見が噴出。森保一監督にスタメン起用や早い時間帯での途中起用を求める声が相次いでいるが、一方で古橋のオフザボールの動きに周囲が合わせられない現状を悲観的に捉えるコメントも。サイドからのクロスが多い試合展開が、裏のスペースへの飛び出しを得意とする古橋のプレースタイルにフィットしなかったという意見も散見される。

 日本代表のFW陣では、怪我で途中離脱したFW上田綺世(フェイエノールト)、FW町野修斗(ホルシュタイン・キール)、前田、古橋が招集された一方、FW小川航基(NECナイメヘン)やFW浅野拓磨(RCDマジョルカ)らが選外になっている。レンヌのみならず、森保ジャパンでも厳しい立場に置かれている古橋だが、森保監督や日本代表のコーチングスタッフには、同選手の持ち味を最大限引き出すような戦術が足りていないかもしれない。