
ブラジル1部サントスには、同国代表FWネイマールの他にMFジョアン・シミッチ(元名古屋グランパス、川崎フロンターレ所属)やMFディエゴ・ピトゥカ(元鹿島アントラーズ)が在籍。このうち、シミッチにはJリーグクラブからの関心が取りざたされているが、ピトゥカにもJリーグ移籍の可能性があるという。
ブラジルメディア『trivela』は3月22日、ピトゥカの去就を「2027年12月までサントスとの契約を残しているが不透明」とした上で、「現監督はピトゥカを頼りにしなくなったという情報がクラブ幹部の間で広まっているほか、ブラジルと日本のクラブがピトゥカに興味を持ち始めた」とリポート。2025シーズンのサンパウロ州選手権で、14試合中6試合でキャプテンマークを巻いてスタメン出場も、2月下旬以降は出場時間を減らしているだけに、「彼は今週にもサントスを退団するかもしれない。日本の移籍市場は3月26日に終わるからだ」と、Jリーグクラブへ電撃移籍する可能性を伝えた。
現在32歳のピトゥカは、2021年から鹿島でプレーし、2023シーズン終了後にサントスへ復帰。2024シーズンはブラジル2部リーグ戦36試合の出場で4ゴール3アシストと、中心選手として1部昇格に大きく貢献したが、2024年11月から断続的にJリーグ復帰の可能性が現地で報じられている。
一方、シミッチの去就を巡っては、ブラジルメディア『Bola Vip』が2025年1月末に複数のJリーグクラブと同選手の代理人による接触を報道。『Santistas』も3月18日、Jリーグ移籍の可能性を伝えた上で、「クラブ名こそ明らかになっていないが、すぐに獲得したいと考えている」とリポート。中東方面からの関心も報じられるなど、ピトゥカと同様サントスでの将来は不透明だという。
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