
レアル・マドリード(スペイン1部)は今季のラ・リーガで2位に位置しているほか、チャンピオンズリーグではベスト8に進出し、コパ・デル・レイも準決勝まで勝ち進んでいる。負傷者が相次いでいるなかで、3冠の可能性を残している。
昨夏にスペイン代表DFナチョ・フェルナンデスが退団したマドリードはその後釜を補強することなくシーズンインすると、ブラジル代表DFエデル・ミリトンが長期離脱。オーストリア代表DFダビド・アラバが長期離脱から復帰したものの、以前のようなパフォーマンスを披露できていない状況が続いている。
イギリス『サン』によれば、今夏の守備強化を目指しているマドリードはボーンマス(イングランド1部)でプレーするスペイン代表DFディーン・ハイセン(19)を注意深くモニタリングしているとのこと。そして、今月にはバルセロナ(スペイン1部)のスペイン代表DFイニゴ・マルティネスが負傷したことを受けて、A代表にも初選出されている。
これを受けて、マドリードはマンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)も関心を示しているハイセンへの関心を強めている模様。マドリードのスカウト陣は今後数日間は同選手のプレーをチェックするために視察する予定のようだ。
昨夏にボーンマス入りしたハイセンは空中戦の強さやビルドアップ能力の高さを武器に今季はここまでプレミアリーグ23試合に出場して2ゴールを記録。同選手には今夏に有効な5000万ポンド(約96億9,000万円)といわれる契約解除金が存在するとも報じられているなかで、ステップアップすることはあるのだろうか。
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