
セレッソ大阪は3月15日開催の明治安田J1リーグ第6節で、横浜FCに0-2で敗北。直近5試合で白星なし、ほぼ全試合で複数失点とチーム状況が芳しくない中、試合後のゴール裏の様子が話題に。選手に対するブーイングが無かったことを巡り、賛否含めて様々な意見が相次いでいる。
Xでは、ニッパツ三ツ沢球技場のアウェイゴール裏で撮影された動画が拡散。C大阪の選手たちがゴール裏のサポーターの前に姿を見せると、サポーターはチャントで選手を後押し。一部から𠮟咤の声があったものの、ブーイングはほとんど飛ばなかった。
このサポーターの反応を受けて、ネット上ではブーイングの是非を巡り議論が白熱。ゴール裏の雰囲気の変化を求める声や、ブーイングで選手に刺激を与える必要性を訴える意見が相次ぐ一方で、ブーイングを悪と捉えたり、ブーイングが周囲の観客等に与える影響を心配するコメントも。ブーイングの可否を個人の判断に委ねられるべきとの意見も散見される。
C大阪は開幕節のガンバ大阪戦(大阪ダービー)こそ5-2で勝利したものの、その後は2分3敗。第5節で不振の名古屋グランパス相手に引き分けると、横浜FC戦ではMF山田康太とMF山根永遠にゴールネットを揺らされたほか、FW中島元彦ら攻撃陣が不発。J2降格圏の18位に沈んでいる。
Jリーグ公式戦でのブーイングを巡っては、ヴィッセル神戸の三木谷浩史会長が2024年3月、Xで「ブーイングはカッコ悪い」と私見を述べたほか、「つねにあいてにたいするリスペクトを忘れず、味方を鼓舞する。神戸はそういう事ができる可能性があるクラブだと思っています」などと綴っていた。チームが成績不振に陥っている時のリアクションについて、今もなおファン・サポーターの間で意見が割れている。
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