ラ・リーガ アトレティコ・マドリード

アトレティコ、グリーズマン退団なら後釜にパレスFWマテタを狙う?

ジャン=フィリップ・マテタ 写真:Getty Images

 アトレティコ・マドリード(スペイン1部)は16日に行われたラ・リーガ第28節でバルセロナ(同1部)と対戦。アルゼンチン代表FWフリアン・アルバレスとノルウェー代表FWアレクサンデル・セルロートのゴールでリードしながらも試合終盤に失点を重ねて2-4の逆転負けを喫した。

 熾烈な優勝争いからも一歩後退したアトレティコだが、バルセロナ戦でも86分までプレーしていた元フランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンの去就が不透明に。今季もここまで公式戦42試合に出場して16ゴール7アシストを記憶しているグリーズマンはシーズン終了後にメジャーリーグ・サッカーへ移籍する可能性が取り沙汰されている。

 スペイン『Fichajes』によれば、アトレティコはグリーズマンが退団した場合の後釜として日本代表MF鎌田大地が在籍するクリスタル・パレス(イングランド1部)のフランス人FWジャン=フィリップ・マテタ(27)の状況を注視しているようだ。

 オリンピック・リヨン(フランス1部)やマインツ(ドイツ1部)などでプレーしたマテタは2021年1月にクリスタル・パレスへ加入。母国で開催されたパリ・オリンピックではチームの準優勝に貢献すると、今季はここまでのプレミアリーグ27試合に出場して12ゴールを記録している。

 そのマテタはクリスタル・パレスと2026年夏まで契約を結んでいることから少なくとも移籍金5000万ユーロ(約80億9000万円)を求めるとのこと。また、同選手にはマンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)からの注目を浴びており、争奪戦の様相を呈しているようだ。