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過去に浦和関連報道で話題の欧州クラブ、幹部が日本人選手獲得に興味か

日本サッカー協会 写真:Getty Images

 パリ五輪U23日本代表FW佐藤恵允(現FC東京)をはじめ、大学からJリーグを経由せず海外移籍する日本人選手は増加傾向に。FW内野航太郎(筑波大学)のMF鈴木唯人所属ブレンビーIF加入が噂される中、他の欧州クラブにも日本人選手を獲得する可能性があるという。

 スウェーデンメディア『Fotbollskanalen』が3月14日に伝えたところによると、同国1部マルメFFの幹部が2024年につづき、2025年3月上旬にも来日。およそ1週間の滞在期間中に大学サッカーの試合を視察したという。

 また、マルメFFのチーフスカウトは、同メディアのインタビューで「日本は我々が興味を持っている、とても素敵な市場だ」とコメント。日本人選手を獲得する可能性について問われると、「そんなことは言わない」とはぐらかしつつも、「もし適切な選手が見つかれば評価することになる。多くの人が関わって議論することになる。うまくいけば打診するつもりだ」などと語ったという。

 マルメFFはスウェーデン1部リーグを27度制した強豪であり、過去にはFWズラタン・イブラヒモビッチが在籍。2024シーズンも2位に勝ち点11差をつけてリーグ優勝を成し遂げている。

 また、現所属選手のスウェーデン代表FWイサーク・キーセ・テリンには、2024年1月に浦和移籍の可能性が報じられたものの、マルメFFに残留。2024年夏までローマから浦和へ期限付き移籍していたノルウェー代表FWオラ・ソルバッケンには、浦和退団前の5月にマルメFF移籍の可能性が報じられた。マルメFFは、こうした浦和に関する複数の報道で話題になったが、今度は日本人選手獲得の可能性で注目を浴びそうだ。