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浦和レッズとトルコ代表トスンの契約内容は?クラブW杯後に残留の可能性も

浦和レッズ 写真:Getty Images

 浦和レッズは3月16日に明治安田J1リーグ第6節の鹿島アントラーズ戦を控えるなか、トルコ1部フェネルバフチェから同国代表FWジェンク・トスンを獲得を決めた模様。トルコ国内メディアが、浦和と同選手の契約内容を報じている。

 トルコメディア『Sports Digitale』は14日に「トスンは浦和と4カ月間の期限付き移籍による契約を結んだ」と報道。契約期間は2025年夏にアメリカで行われるFIFAクラブワールドカップ終了後までとみられるが、同大会終了後に新たに2年契約を結ぶ可能性があるという。

 また同メディアは、浦和移籍で合意に達したトスンの現状について「(日本でプレーするために必要な)労働許可の申請が行われた。7~9日で結果が出る見込み」と報道。これを踏まえると、浦和加入が正式決定するタイミングは、Jリーグの第1登録期間(ウィンドウ)の最終日から3日前の3月23日前後と考えられる。

 現在33歳のトスンは、身長183cmで右利きのアタッカー。アイントラハト・フランクフルト、ベシクタシュ、エバートンなどでプレーしたほか、一時トルコ代表の主力選手として活躍。国際Aマッチ53試合の出場で21ゴール7アシストをマークしたほか、2024年開催の欧州選手権(EURO)でも2試合でピッチに立っている。

 ただ2024年夏にベシクタシュからフェネルバフチェへ移籍した後は出場機会を得られず。2024/25シーズンはここまでリーグ戦6試合の出場にとどまっているが、ジョゼ・モウリーニョ監督は欧州カップ戦など複数のコンペティションを並行して戦う上で、トスンを必要な戦力としてみなしていると、現地メディアは報道。ただフェネルバフチェは3月14日に行われたUEFAヨーロッパリーグ(EL)のレンジャーズ戦でPK戦の末敗北。このEL敗退により、モウリーニョ監督が同選手の放出を容認したとみられる。