プレミアリーグ リバプール

今夏リバプールと契約満了のファン・ダイク、自身の去就に「現時点では未定」

フィルジル・ファン・ダイク 写真:Getty Images

 日本代表MF遠藤航が在籍するリバプール(イングランド1部)は今季のプレミアリーグでは首位を独走する一方で、チャンピオンズリーグ(CL)ではリーグフェーズを首位通過したものの、ベスト16でパリ・サンジェルマン(PSG/フランス1部)相手に敗れた。

 そのリバプールでは攻守の要であるオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクやエジプト代表FWモハメド・サラー、イングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドが契約満了を迎える。しかし、いまだに契約延長に向けた具体的な動きは報じられていない。

 そのなかで、ファン・ダイクは11日に敗れたPSG戦後に自身の去就について言及。「全くわからない。現時点ではまだ不明だ。本当に。現時点ではね。保留ではない。保留にしているものはなにもない。ただ、僕は同じことを言い続けている」と現時点では不透明であることを強調した。

 「聞いてほしい。あと10試合残っていてそこに尽力している。なにかニュースがあれば、君たちは知っているだろう。でも、僕自身もわからない。裏ではなんらかの話し合いが行われていることは誰もが知っているが、それだけだ。現時点では来年何が起こるかわからない。それを知っている人がいたら、それは嘘をついていることになる」

 2018年1月にサウサンプトン(イングランド1部)から加入以降、守備の要としてクラブのCL制覇やプレミアリーグ優勝に大きく貢献してきたファン・ダイク。サウジアラビアのクラブからのメガオファーも封じられているなかで、今夏にどのような決断を下すのだろうか。