
リーグ・アンのASモナコは、日本代表FW南野拓実との契約延長を3月4日に発表。2027年までの新契約となっており、直近5試合で4ゴール2アシストと好調を維持している南野は高く評価されている。
その南野は、契約延長発表の翌日のトゥールーズ戦(1-1)を控えた記者会見で、契約延長についての思いの他に、ピッチ外での生活やリーグ・アンでの日本人選手の増加についても語っている。
契約延長については、クラブが信頼を示してくれたことが重要だと語った南野。「できる限り長くここにいたい」との思いを明かし、契約満了時の去就については「32歳(2027年)になったときに考える」とした。
また、モナコでの生活は快適のようで、サッカーが最優先ではあるが、モナコの絶景スポットであるテット・ド・シアンからの景色を楽しむことやお気に入りのレストランに行くこともあると明かした。
さらに、リーグ・アンでの日本人選手の増加について「誇りに思う」とし、特に3月1日のスタッド・ランス戦(3-0)ではピッチ上に4人の日本人選手(ランスからFW伊東純也、FW中村敬斗、DF関根大輝)がいたことを喜んだ。「日本人選手がヨーロッパのトップリーグで戦えることを示している」と、今後さらに多くの選手がリーグ・アンに挑戦することを願っているようだ。
モナコのアディ・ヒュッター監督との関係についても、今2024/25シーズン南野は決定力に課題を抱えるも、アシストや守備面での貢献を意識することで信頼を得たと語った。また、直近の好調について「特に何も変えていない」としながらも、「得点が続くこともあれば逆に決められない時期もある」と冷静に捉えているようだ。
チームがリーグ3位以内でのフィニッシュを目指していることも語っており、その目標を達成するには南野の活躍が必要なのは間違いないだろう。
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