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浦和レッズに24億円の可能性?総額1500億円クラブW杯賞金の配分方法は

浦和レッズ 写真:Getty Images

 国際サッカー連盟(FIFA)は3月5日、2025年夏に行われるFIFAクラブワールドカップの賞金総額が10億ドル(約1500億円)だと発表。一部報道によると、浦和レッズも巨額の賞金を手に入れる可能性があるという。

 英紙『インデペンデント』が5日に伝えたところによると、5.75億ドル(約856億円)が参加全32クラブに配分され、大会成績に基づく賞金額は4.65億ドル(約692億円)であるとのこと。参加賞金5.75億ドルについては、UEFA(欧州サッカー連盟)、AFC(アジアサッカー連盟)など、同一連盟内のクラブ間で均等に配分される可能性がある一方、全32クラブに1640万ドル(約24億4000万円)ずつ支給される可能性もあるという。

 クラブW杯の賞金を巡っては、海外メディア『アクトフット』が2024年12月に「大会に参加するだけで4000万ユーロ(63億4000万円)から5000万ユーロ(79億2000万円)を得る。優勝賞金は8600万ユーロ(約136億円)から1億1000万ユーロ(約174億円)」と報道。グループステージで敗退するクラブでも、80億円規模の賞金を獲得する可能性があるとみられていた。

 ただ一方でニュージーランド紙『NEヘラルド』は、「賞金総額の6,7割を、欧州サッカー連盟(UEFA)加入の12クラブが独占し、残りはクラブの規模やファン層、所属する連盟に応じて分配される」と、欧州勢が独占の可能性を報じていた。

 なお浦和は、クラブW杯のグループステージでインテル(イタリア)、モンテレイ(メキシコ)、リーベル・プレート(アルゼンチン)と激突。いずれも格上の相手であるだけに、グループステージ敗退というシナリオも想定されるが、その場合でも24億円規模の賞金を手に入れるかもしれない。