
明治安田J1リーグ第4節の鹿島アントラーズ対FC東京が3月1日、県立カシマサッカースタジアムで開催。鹿島が好調であるにもかかわらず、入場者数は21000人にとどまったが、FC東京サポーター等の間ではアウェイエリアの面積が話題に。鹿島の小泉文明代表取締役社長による試合前日のSNS投稿にも注目が集まっていた。
鹿島はFW鈴木優磨やFWレオ・セアラらの活躍もあり、2025シーズンのJ1開幕から第3節アルビレックス新潟戦まで2勝1敗と好スタートを切っている。しかしFC東京戦のチケットの売れ行きは芳しくなく、当日券はビジター専用シート(アウェイエリア)など一部を除き大半の席種で購入可能な状況だった。
小泉社長は試合前日、Xで「連勝してるのにも関わらず、1週間でホーム3試合だからかチケットが思ったより売れておりません。。。是非スタジアムにお越し頂き、選手の後押しを宜しくお願いします!」と投稿。ファン・サポーター等から様々な声が寄せられる中で迎えた当日、スタジアムには空席が目立った一方、アウェイエリアはFC東京サポーターで満員になった。
Xではアウェイエリアの様子を捉えた画像が投稿されているが、FC東京のファン・サポーター等から「もう少しエリア広げてほしい」「アウェイジャックされたくないという気持ちはあるだろうけど、集客ないとJリーグ自体盛り上がりが…」など、鹿島側への要望が。「これでチケット販売イマイチと言われても…」と、小泉社長の投稿内容に対する反応も見受けられている。
ただ一方で、「鹿島アントラーズはアウェイ側の販売状況によって席を決めていますよ!」「カシマスタジアムは販売枚数でブロック決めていると思うけどな」という指摘も飛び交っている。
なお鹿島公式サイトでの案内によると、東京駅から県立カシマサッカースタジアムは高速バスでおよそ2時間かかるとのこと。試合後のスタジアム周辺道路における渋滞は慢性的に発生している。こうしたアクセス面も、ホームゲームのチケットの売れ行きの伸びない原因のひとつであるかもしれない。
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