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浦和レッズ、フェネルバフチェからトルコ代表トスン獲得と海外報道

浦和レッズ 写真:Getty Images

 浦和レッズは3月2日に埼玉スタジアムでの明治安田J1リーグ第4節・柏レイソル戦を控えるなか、フェネルバフチェからトルコ代表FWジェンク・トスンを獲得したと、海外で報じられている。

 現在33歳の同選手は、身長183cmで右利きのアタッカー。アイントラハト・フランクフルト、ベシクタシュ、エバートン、クリスタル・パレスに在籍していたほか、一時トルコ代表の主力選手として活躍。国際Aマッチ53試合の出場で21ゴール7アシストをマークしたほか、2024年開催の欧州選手権(EURO)でも2試合でピッチに立っている。

 2023/24シーズンもトルコ1部リーグ34試合の出場で6ゴール7アシストと結果を残したトスンだが、2024年夏にベシクタシュからフェネルバフチェへ移籍した後は出場機会を得られず。2024/25シーズンはリーグ戦6試合の出場にとどまっており、スタメン出場はゼロと新天地で厳しい立場に置かれている。

 そんななか、トルコメディア『Fanatik』は3月1日に「浦和はトスンの獲得で合意に達した」と報道。これによると、同選手はすでにフェネルバフチェに対して退団の意向を伝えたというが、その背景にはジョゼ・モウリーニョ監督のもとでの出場機会の少なさがあるという。

 なおドイツの移籍専門サイト『トランスファーマルクト』によると、フェネルバフチェとトスンの契約期間は2026年6月までとのこと。浦和が支払う移籍金額等は報じられていないが、移籍手続きは数日以内に完了見込みだという。