Jリーグ 名古屋グランパス

名古屋サポが中指立てる…FC東京戦で侮辱行為か。無期限入場禁止処分の前例も

名古屋グランパス 写真:Getty Images

 明治安田J1リーグ第3節のFC東京対名古屋グランパスが2月26日、FC東京のホーム・味の素スタジアムで開催。15歳7カ月と中学生であるMF北原槙(FC東京)のベンチ入りが話題を呼ぶ一方、一部の名古屋サポーターによる侮辱行為が確認されたという。

 Xでは味の素スタジアムの観客席の様子を捉えた画像が投稿されているが、名古屋のユニフォームを着用したサポーターが、黒色の手袋を着用し立ち上がった状態で、中指を立てている。またFC東京戦を現地観戦しているとみられる投稿主は「常に中指立てたりする人はいなくなってほしい」などと、不快感をあらわにしている。

 Jリーグの公式サイトでは、「差別的、侮辱的もしくは公序良俗に反する言動」が試合観戦の際の禁止事項として定められているが、こうした侮辱行為は後を絶たない。

 この中指を立てる侮辱行為と言えば、2024年3月16日にNACK5スタジアムで行われたJ3第4節の大宮アルディージャ(現RB大宮アルディージャ)対奈良クラブが記憶に新しい。この一戦では、ホームチームのサポーター1名がピッチに向けて中指を立てたとして、クラブが当該サポーターに無期限入場禁止処分を科している。

 なお、名古屋はFC東京に1-3で敗北。試合後には、長谷川健太監督の手腕に対する疑問の声が挙がるなど、ファン・サポーターの間で議論が白熱している。