Jリーグ アビスパ福岡

長谷部茂利凱旋3日前に…福岡の金明輝監督招聘に元スポンサー代表「ムカついてる」

金明輝監督(サガン鳥栖所属時) 写真:Getty Images

 サガン鳥栖時代のパワーハラスメント(パワハラ)行為で日本サッカー協会(JFA)から処分された金明輝監督のもと、2025シーズンのJ1リーグに臨んでいるアビスパ福岡。諸般の事情を受け、スポンサー契約を一旦終了した『スポーツ居酒屋KITEN!』の河野創代表が、長谷部茂利監督率いる川崎フロンターレとの直接対決3日前、監督人事に関する自身の思いを明かしている。

 東京都杉並区高円寺にあるKITEN!は、金監督就任が正式決定した2024年12月13日、公式サイトにて「2014年の創業より10年間にわたり続けてまいりました、アビスパ福岡のオフィシャルスポンサー(サポートファミリー)契約を本年をもちまして一旦終了させていただくことをご報告いたします」とアナウンスしていた。

 それでも公式サイトを通じて「本年(2025年)もアビスパ福岡を熱烈応援!2月、3月は全試合放映いたします!」と案内。今もなお福岡サポーターの集う場であり続けている。

 そんななか、河野代表は23日にXを更新。福岡市に本社を置く食品製造メーカー『株式会社ふくや』の川原武浩代表取締役社長など、一部の社外取締役等が金監督の招聘に反対の立場を表明していたにもかかわらず、クラブが元鳥栖指揮官を迎え入れたことについて、こう綴っている。

 「俺はアビスパ福岡のピッチ内だけを応援してるわけじゃなくてクラブ全体を応援してるから、だからこそクラブがいわく付きの監督連れてきたことに疑問抱いてるし内外の反対の声を聞かずそれを押し通したことにムカついてるんですよ。開幕しても気持ちは変わらなかった。でも負けるのは嫌。全然整理できん」

 なお福岡は26日開催のJ1第3節で川崎フロンターレと対戦。長谷部氏が川崎指揮官としてかつてのホームスタジアムに戻って来るだけに、監督人事に関する疑問の声が再燃するかもしれない。