
ジュビロ磐田OBの山田大記氏が、戦術という観点から日本と欧州、ドイツサッカーの違いを説明。ヴィッセル神戸所属の元日本代表DF酒井高徳の考えに似ていると、ネット上で話題になっている。
テレビ静岡の公式YouTubeチャンネルで2月下旬に公開されたサッカー番組『サカろう』には、山田やホテル業界大手『アパグループ』の社長兼最高経営責任者(CEO)を務める元谷一志氏らが出演。「欧州の戦術的サッカー」というテーマのもと議論を交わしている。
その中で、山田は欧州を経験したJリーガーについて「(欧州の)戦術的なサッカーに慣れたからこそ、その秩序の中でプレーしていたものが、日本のまだまだ無秩序の中でなかなか難しくて苦労するという選手も多い。僕自身も苦労した。欧州でプレーした選手からすると、『こうなったらこうなるはずなのに、味方がさっきはここにいたのに、いない』とか。『なぜ、おかしい』とプレーすることが多かった。(日本だと)再現性がない」とコメント。ドイツの日本の戦術について、こう語っている。
「技術的なミスは何も言われない。ドイツはミスを前提にサッカーを設計しているなと。サッカーはミスのスポーツと言われながらも、日本人選手はどうしても成功を前提にサッカーの戦術を組み立てるなと感じる。ミスを前提に戦術を構築していると、積極的なチャレンジができるようになると思う」
また山田はカールスルーエSC在籍時の自身の経験にも言及。「ドイツで一番怒られたのは、ボールを奪いに行くのに(相手に)寄せない時。日本では抜かれないようにと言われるけど、抜かれないこと以上にサイドチェンジ等で遠くの選手にプレーされることが最悪のアクテ(評価基準)としてある。とにかく寄せろ、自由を奪え、時間を奪え、プラス身体をぶつけること。ボールに行かずに、身体に行けというのも、一番最初に(教わった)」と語った。
このディフェンスの概念については、2023年12月30日にJリーグ公式YouTubeチャンネルで公開された「Jな夜会2023」でも話題に。ボールホルダーに対する守備について、酒井は「止まるよりも、抜かれる方がまだマシ」などと私見を述べていた。山田や酒井の発言をきっかけに、日本のサッカーファンの間では、戦術面におけるドイツと日本の差に注目が集まっている。
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