
北海道コンサドーレ札幌は2月23日に行われた明治安田J2リーグ第2節で、ロアッソ熊本に0-3で敗北。J1昇格を目標に掲げるなか、開幕から連敗スタートとなったなか、岩政大樹監督の一部コメントを巡って、賛否含めて様々な意見が挙がっている。
四方田修平、ミハイロ・ペトロヴィッチ監督のもと、8シーズンにわたりJ1の舞台でシーズンを戦ってきた札幌だが、2024シーズンにJ2降格。ペトロヴィッチの後任として、ポゼッションスタイルを掲げる元鹿島アントラーズ指揮官の岩政氏を招へいしている。
ベルギー1部KVコルトレイクから復帰のMF高嶺朋樹が主将に就任し、同選手を中心として臨んでいる2025シーズンだが、2月16日開催のJ2開幕節で大分トリニータに0-2で敗北。大分戦からスタメンを6人入れ替えて臨んだ熊本戦では、大卒ルーキーのFW半代将都、MF渡邉怜歩らにゴールネットを揺らされたほか、攻撃陣も不発に終わった。
Jリーグ公式サイトが伝えたところによると、岩政監督は熊本戦後、0-3というスコアについて「最後のウチのシュートがクロスバーに当たって、その流れで向こうに3点目が入ったことが物語っていますが、いま自分たちは非常に悪い流れにいる。自分の中ではある意味、あれで1-2になるよりも0-3になる方がはっきりしてよかったなと思っている」などとコメント。守備について「根深い問題がある」などと語るなど、早急な改善が必要との認識を示したという。
この「1-2になるよりも0-3になる方がはっきりしてよかったな」というコメントを巡っては、ネット上で「早々意識改革をさせないとならないことから1-2より0-3なんて言葉が出てきていると思う」「選手に危機感を持たせる狙いがあるのでは」など、指揮官の意図を前向きに汲み取る声がある。
ただ一方で、「監督がそれ言うよなと思う」「そんな悠長なこと言っていられるほど、余裕はない」「1-2より3-0が良かったなんて言ってるようじゃ駄目でしょ、プロは結果を求められる世界なんだから」「1-2より0-3で良かった?得失点差-1が-3になるんですよ。こういう1点に対する執着を持たせるのが監督じゃないんでしょうか?」といった否定的なコメントも。岩政監督の解任を求める声も挙がるなど、早くもファン・サポーターの間で現監督への評価が割れているようだ。
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