
まだ第2節までを終えたに過ぎない2025明治安田J2リーグだが、早くも3クラブの明暗が分かれている。昨季J1から降格となり1年での復帰を目指しているジュビロ磐田、北海道コンサドーレ札幌、サガン鳥栖のことである。2連勝と幸先いいスタートを切った磐田に対し、まさかの2連敗で鳥栖と札幌は順位表の下2つを埋めている。
なぜこれほどまでに違いが生まれているのか。それぞれの現状を踏まえ、ともに新監督のもと戦う3クラブを分析する。

ジュビロ磐田の現状
今季からジョン・ハッチンソン氏が新指揮官に就任した磐田は、開幕戦で水戸ホーリーホックに3-2、第2節は鳥栖に1-0で勝利。スコアの推移は異なるものの前半をスコアレスで終え、後半に先手を奪って逃げ切るという形は共通している。
それを可能にしているのが、人に対しタイトでアグレッシブな守備だ。DFラインを押し上げ、コンパクトな陣形で高い位置からプレスを敢行。相手のパスを寸断し流れに乗せない。相手からすれば背後を狙いたいところだが、フリーで蹴らせないためそれも容易ではない。
後半に入りややオープンな展開となると、左足の精度が抜群の右ウイングのMFジョルディ・クルークスを中心に速攻からゴールに迫り先制点を奪えている。細かな連携はまだ十分でないものの、守備と運動量をベースに、堅実に戦えているからこその2連勝だ。

サガン鳥栖の現状
小菊昭雄氏のセレッソ大阪でのキャリアは合計27年間にもわたる。アルバイトでの下部組織のコーチからスタートし、スカウトやトップチームのコーチを経て2021年8月からはC大阪で監督を務めた。そのため、同氏が鳥栖の新監督に就任したことは驚きだった。そしてそれ以上に、昨季までの主力の流出量には驚いた。近年の鳥栖は主力の流出を巧みな補強と下部組織からの突き上げで補ってきたが、J2降格に伴いこれまで以上の流出量となった形だ。新監督かつほぼ新チームのような陣容ではじめから結果を出すのは容易でない。
案の定、開幕戦ではベガルタ仙台に0-1、第2節は磐田に0-1といずれも敗戦。しかし、どちらも勝機がなかった訳ではない。全体のバランスを取りやすい4-4-2のシステムを採用し、ハードワークで拮抗した展開に持ち込んだ。
ただし、すべてをほぼ0から作り上げるにはあまりに準備期間が短かった。今怖いのは、結果が出ないために選手の自信が揺らぐこと。クラブはJ2優勝を掲げているだけに、メンタル的にも勝ち点的にも早期に1つ目の勝利を挙げられるかがカギを握りそうだ。
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