
5位:守田英正(スポルティングCP)
市場価値最高額:約23億5,000万円(2024年6月6日、スポルティングCP在籍時)
遠藤とともに日本代表を中盤の底から支えるMF守田英正。的確にゲームの流れを読む力に秀でており、その実力は元スポルティングCPの監督で現在はプレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドを指揮するルベン・アモリム監督にも認められていた。2023/24シーズンにスポルティングでリーグ優勝を果たした時には、チームの中心としてレギュラーで活躍し、優勝後に市場価値は最高額に達した。

4位:本田圭佑(無所属)
市場価値最高額:約31億4,000万円(2013年1月15日、CSKAモスクワ在籍時)
2010年の南アフリカW杯以降、日本代表の中心選手として活躍した本田圭佑。オランダのVVVフェンロー(2008-2009)からロシアのCSKAモスクワ(2010-2013)へ約12億円で移籍し、ロシア国内はもちろんCLやUEFAヨーロッパリーグ(EL)などで活躍すると、2013年に市場価値が最高額に達した。しかし、2014年にセリエAのミラン(2014-2017)への移籍の際には、モスクワとの契約が満了していた為フリーであった。

3位:香川真司(セレッソ大阪)
市場価値最高額:約34億5,000万円(2012年6月29日、ボルシア・ドルトムント在籍時)
2010年にJ1のセレッソ大阪(2006-2010、2023-現在)からブンデスリーガのボルシア・ドルトムント(2010-2012、2014-2019)へわずか約4,000万円で移籍したMF香川真司。移籍後、ユルゲン・クロップ元監督の指揮下で一気に頭角を現し、在籍した2シーズンでリーグ2回、DFBポカール1回優勝。ドルトムントの象徴的な選手となった。2012年夏の市場価値が最高額に達し、同年6月にプレミアリーグの名門マンチェスター・ユナイテッド(2012-2014)に移籍。当時、香川の元にはアーセナルやレアル・マドリードからのオファーも届いていたようだ。

2位:中島翔哉(浦和レッズ)
市場価値最高額:約39億2,000万円(2019年5月3日、アル・ドゥハイル在籍時)
初期の森保一監督下の日本代表で10番を背負っていたMF中島翔哉(2018)。ポルトガルのポルティモネンセ初期在籍時(2017-2018)に頭角を現すと欧州の各クラブから注目を集める存在となったが、2019年2月にカタール・スターズリーグのアル・ドゥハイル(2019)へ完全移籍。当時の報道で移籍金は約43億7,500万円と伝えられ、同年5月には市場価値が最高額に達した。その2か月後の7月にはポルトガルの名門ポルト(2019-2022)へ移籍したが、当時のセルジオ・コンセイソン監督(現ミラン)と反りが合わずに度々不仲説が報道され構想外となり、その頃から徐々に下降線をたどっていった。

1位:鎌田大地(クリスタル・パレス)
市場価値最高額:約47億円(2022年11月9日、アイントラハト・フランクフルト在籍時)
現在の日本代表の中心メンバーの1人でもあるMF鎌田大地。ヌルヌルと相手をかわす独特のドリブルとボール奪取センスに加え、繊細なスキルとゴール前での決定力などMFにとって必要な要素を兼ね備えた万能型の選手。アイントラハト・フランクフルト在籍時(2017-2018、2019-2023)には2017/18シーズンにDFBポカール、2021/22シーズンにはELのタイトル獲得に大きく貢献し、2022/23シーズンに市場価値は最高額に達した。数々のクラブが注目する中、2023/24シーズンにはセリエAのラツィオに1年契約で完全移籍したが、2024/25シーズンには恩師オリヴァー・グラスナー監督率いるプレミアリーグのクリスタル・パレスに移籍し、現在も奮闘している。ラツィオとパレスへの移籍の際は、契約満了後の契約であったため移籍金は発生していない。
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