
J1、J2ともに第2節まで終了した明治安田Jリーグ。主審の割り当てでは、女性審判員の山下良美氏が一度も2025シーズンのJ1リーグ公式戦で笛を吹いていないが、山下氏以外の一部審判員にも「J2降格」の可能性が指摘されている。
山下氏は2022年のカタールW杯で、史上初のFIFAワールドカップ女性審判員として歴史に名を刻んだことで話題に。長らく女子サッカーの公式戦で審判員としての経験を積み、2021年からJリーグの舞台でも主審を担当しているが、そのJリーグ公式戦におけるレフェリングを巡っては以前から議論の対象に。
2024年11月30日開催のJ1第37節・東京ヴェルディvs川崎フロンターレで、DF千田海人(東京V)が背後からFW山田新(川崎)を倒したシーンにおけるノーファウル判定、試合終了間際のゴールキック判定を巡り議論が白熱したことは記憶に新しく、同年に「J1で笛を吹くレベルのに値しない」という理由で山下氏の降格、割り当て停止を求める署名活動が見受けられた。
同氏は2月15日開催のJ2開幕節ヴァンフォーレ甲府対レノファ山口、23日開催の水戸ホーリーホック対モンテディオ山形で主審を担当も、J1リーグ戦での担当はここまでゼロ。22日のJ1第2節・横浜FC対ファジアーノ岡山では第4審を務めていただけに、一部から「山下氏はJ2担当になったのか?」「山下良美は完全にJ2へ格下げされたのかな?」などの声が挙がっている。
その山下氏にくわえて、男性の清水勇人氏もJ2開幕節のRB大宮アルディージャ対山形、第2節のレノファ山口対V・ファーレン長崎で主審を務めたが、2025シーズンのJ1リーグ戦ではここまで一度も主審を担当せず。2024シーズンのJ1開幕節・町田ゼルビア対ガンバ大阪で笛を吹いた同氏についても、ネット上で「清水勇人、そのまま個人降格かな?」「清水勇人さんはJ2に降格したっぽい」というコメントが湧き起こっている。
なお清水氏は2024シーズンまで、J1リーグ90試合、J2リーグ103試合、J3リーグ29試合で主審を担当。2022年2月1日付で日本サッカー協会 (JFA) とプロフェッショナルレフェリー契約を結んでいる。
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