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ガンバ大阪、スウェーデン1部FW獲得交渉進展か「移籍金3.5億円まで増額」

ガンバ大阪 写真:Getty Images

 ガンバ大阪はチュニジア代表FWイッサム・ジェバリ、FW林大地らを擁するなか、スウェーデン1部ユールゴーデンIFに所属するトルコ人FWデニス・ヒュメットの獲得に向かっている模様。すでに複数回にわたりオファーを提示しているが、移籍金額が3億円を上回る可能性があるという。

 ヒュメットの去就を巡っては、スウェーデン紙『エクプレッセン』が1月24日に「G大阪が獲得を狙っている」とリポート。同選手の獲得へ移籍金110万ユーロ(約1億8000万円)でオファーを提示も、ユールゴーデンIFはこれを拒否したという。

 またユールゴーデンIFの幹部は「我々はヒュメットの残留を望んでいる」と語ったが、同選手の代理人は「オファーはある。興味深いステップだ。(2025年に)彼が29歳になることを踏まえると、条件面でもエキサイティングな冒険になるだろう」とコメント。移籍に前向きとみられる。

 そんななか、『エクプレッセン』は28日に「G大阪が2500万スウェーデン・クローネ(約3億5000万円)まで増額して、オファーを再度提示」とリポート。クラブ間交渉が進展しているというが、記事では「G大阪はヒュメットの獲得を優先しているため、できるだけ早く契約を完了させたいと考えている」と綴られている。

 現在28歳のヒュメットは、身長189cmで右利きのセンターフォワード。スウェーデン1部強豪のマルメFFの下部組織出身であり、スウェーデン、フランス、トルコ国内でプレーしたほか、U21トルコ代表選出の実績を持っている。

 2024年2月にカルマルFFからユールゴーデンIFへ完全移籍すると、同シーズンのスウェーデン1部リーグ戦で14ゴールを挙げるなど、湘南ベルマーレ下部組織出身のDF小杉啓太とともに主力選手として活躍。UEFAヨーロッパカンファレンスリーグでも、全12試合中11試合のスタメン出場で6ゴール2アシストと結果を残している。