
『FRONTALE 20000』(川崎フロンターレ)
川崎フロンターレの『FRONTALE 20000』は、川崎のホームスタジアム『Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu』の最寄り駅であるJR南武線武蔵中原駅の下り線発車メロディーにも使われており、川崎市民にとっても馴染み深いチャントと言える。また『FRONTALE 2000』というチャントも存在しており、こちらもJR南武線武蔵中原駅で上り線の発車メロディーとして使われている。
シンプルな歌詞だが印象的なメロディで、川崎のホームゲームに足を運んだことのない筆者でもこの曲は聞いたことがある。2025シーズンは長年チームを率いた鬼木達監督から、長谷部茂利監督へと指揮官が交代。ここ数年優勝争いに絡めていない川崎がかつての強さを取り戻せるか、新たな指揮官の手腕に注目したい。

『ラピュタ』(湘南ベルマーレ)
湘南ベルマーレのチャント『ラピュタ』は、その名の通り宮崎駿監督の名作『天空の城ラピュタ』の主題歌である『君をのせて』が原曲となっている。おそらく誰もが一度は聞いたことのある有名曲なだけに非常に覚えやすいのだが、注目すべきはその歌詞だ。
「緑と青の勇者湘南、さぁ今日も行こう勝利目指して」この歌詞のように「~の勇者」や「~の戦士」いう歌詞のチャントは他クラブでもよく耳にするが、「緑と青の勇者」という表現とメロディーがマッチしていてとても印象的だ。湘南は2018シーズンのルヴァンカップ優勝以降、リーグ戦ではここ数年中位以下の成績に留まっている。果たして2025シーズンは上位進出できるか、“緑と青の勇者たち”に期待したい。

『Twisated』(ベガルタ仙台)
J2からもベガルタ仙台の『Twisted』を紹介したい。アメリカのヘヴィメタル・バンド『Twisted Sister』の「We’re Not Gonna Take It」が原曲のこのチャントは、アップテンポなリズムが印象的で「俺達と共にReady Go」という歌詞からはゴールや勝利への期待が感じられる。
筆者は十数年前、九州のとあるスタジアムでこのチャント初めて生で聞いたが、仙台サポーターの圧倒的な声量と盛り上がりに驚いたのを今でも覚えている。2011年に発生した東日本大震災の際、仙台の公式HPで仙台サポーターがこのチャントを歌う応援風景が紹介され世界に発信された。
昨2024シーズンは、惜しくもJ1昇格プレーオフ決勝でファジアーノ岡山に敗れ昇格を逃した仙台だが、今年はリベンジできるだろうか。ユアテックスタジアム仙台で大音量の『Twisated』を背に戦う仙台に期待したい。
ほかにも、J1からJ3まで各チームそれぞれにクラブへの強い思い入れが感じられるチャントが多く存在する。今年も全国のスタジアムでクラブや選手たちへの思いを乗せた歌声が響き渡るだろう。
コメントランキング