
昨2024シーズンは開幕2連敗とつまずくも、その後は順調に勝ち点を積み上げシーズン終盤までJ1昇格プレーオフ進出の可能性を残す位置につけていたブラウブリッツ秋田。残念ながらプレーオフ進出は叶わなかったが、10位フィニッシュと2021シーズンにJ2へ昇格して以降最高の順位で締めくくった。
秋田はリーグでも屈指の失点の少なさが示す通り堅い守備が魅力のチーム。しかし、その一方で得点数は昨季リーグでも下から4番目となる36得点に留まり課題は明白。そして、今冬の補強はそんな課題克服の強い意志が感じられるものとなっている。ここでは、秋田の冬の補強について各ポジションごとにA~Eの5段階で評価していく。

GK(ゴールキーパー)/DF(ディフェンダー):評価C
IN
- GK堀内智葵(ユースからトップ昇格)
- GKルカ・ラドティッチ(V・ファーレン長崎より期限付き移籍)
- DF畑橋拓輝(国士館大学より加入)
- DF長井一真(水戸ホーリーホックより期限付き移籍)
- DF尾崎優成(ヴィッセル神戸より期限付き移籍)
- DF長谷川巧(アルビレックス新潟より完全移籍)
- DF深港壮一郎(町田ゼルビアより期限付き移籍)
- DF井上竜太(ツエーゲン金沢より完全移籍)
OUT
- GK猪瀬康介(期限付き移籍期間満了に伴いSC相模原へ復帰)
- GK小澤章人(FC琉球へ完全移籍)
- DF蜂須賀孝治(引退)
- DF加賀健一(契約満了)
- DF喜岡佳太(レノファ山口へ完全移籍)※昨季はモンテディオ山形より期限付きで加入
- DF河野貴志(ジェフユナイテッド千葉へ完全移籍)
- DF河村匠(ガイナーレ鳥取へ期限付き移籍)※昨季は東京ヴェルディより期限付きで加入
守備陣は入れ替わりの大きな冬となっている。主力で言えば、昨季も37試合とほぼ全試合に出場したDF河野貴士がジェフユナイテッド千葉へ完全移籍。また、そのほか出場機会の多かった選手ではベテランのDF蜂須賀孝治が引退し、モンテディオ山形から期限付きで加入していたDF喜岡佳太も移籍と動きがあった。
一方で、新加入選手は大いに活躍を期待できる選手が揃う。ヴィッセル神戸より期限付きで加入したDF尾崎優成は昨年愛媛FCで33試合と多くの出場機会を得てJ2の経験を積んでおり、21歳と若いながら守備の中心を担える頼もしい存在だ。また、ツエーゲン金沢から加入のDF井上竜太も昨季33試合に出場し金沢の守備を支えた選手の1人であり活躍が期待される。さらに水戸ホーリーホックよりDF長井一真も獲得。守備的なポジションを複数こなせるユーティリティ性に加え、昨季は抑えの効いたミドルシュートでのゴールなどで3得点を挙げており、攻撃面での働きにも注目だ。
DF河野という守備の要を失ったことは間違いなく痛手であり、堅守に綻びが生じないかが2025シーズンの秋田にとって1つのカギになるだろう。とはいえ、新加入選手には伸び盛りの選手も多く大きな戦力ダウンは避けられたと見ていいことから評価を「C」とした。
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