
J1連覇・天皇杯優勝のヴィッセル神戸をはじめ、多くのJリーグクラブが2025シーズンのユニフォーム販売を開始。すでにJリーグオンラインストア等での先行販売がスタートしているが、高額とも言える販売価格に外国人記者が疑問を投げかけている。
スイスとフランスにルーツを持ち、神戸をはじめJリーグクラブの情報に詳しいジャーナリストのリオネル・ピケ氏は、神戸2025シーズンのオーセンティックパンツが15000円、鹿児島ユナイテッドFC2024シーズンのレプリカユニフォームが6600円で販売されていることに着目。1月15日にXで「鹿児島のホーム・アウェイユニフォームを買ったけど、(神戸の)パンツを買うより安かったんだ…15000円なんてバカ高いよ!」と綴っている。
また19日には「アルテリーヴォ和歌山(関西サッカーリーグ1部所属)のユニフォームは素敵だが、ほとんどの日本のクラブと同じように、値段が高すぎる。なぜ鹿児島のように、レプリカユニフォームを半額で販売しないのか、本当に疑問。そうすれば、もっと多くの人々が買うはず!」と投稿。地域リーグやJリーグクラブにユニフォームの割引販売を勧めている。
スイス1部セルヴェットFCの2024/25シーズンのユニフォームも、背番号「7」と「NISHIMURA」がプリントされたもので150スイスフラン(約25000円)と高額だが、それでもJリーグクラブのユニフォームの価格設定に納得していないようだ。
ピケ氏は神戸のオーセンティックパンツを比較対象に挙げているが、同クラブのオーセンティックユニフォームは35000円、レプリカユニフォームでも22000円と、他のJクラブと比べてもやや高めの価格設定だ。
一方で鹿児島のレプリカユニフォームについては、元々13200円で販売されていたが、2024年5月27日から半額に。同氏は値下げ後の価格をもとに自身の意見を述べているが、それでも鹿児島のユニフォームが神戸よりも安価であることは確かだ。
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