
ポーランド1部グールニク・ザブジェはジュビロ磐田から期限付き移籍のMF古川陽介を擁しているが、2025年1月の移籍ウィンドウでも日本人選手の獲得に向かっている模様。FWルーカス・ポドルスキの協力もあり、パートナーシップ提携先のヴィッセル神戸から獲得する可能性があるというが、同クラブはすでにDF初瀬亮の海外移籍交渉を公式発表している。
ポーランドメディア『Przeglod Sportowy』は1月10日、「ポドルスキは最近、とある日本人選手とザブジェ移籍の可能性について話し合っている」とリポート。同選手の動きについてこう綴っている。
「彼はすでに編成面で非公式の活動を続けている。2024年12月に来日し、古巣の神戸とパートナーシップ契約を締結したが、この方面からザブジェに引き抜く可能性について議論した。このパートナーシップ契約内容には両クラブ所属選手の移籍が盛り込まれている。まだ何も起こっていないが、状況は非常にダイナミックになるかもしれない」
一方で神戸は8日、2025シーズンのトップチームメンバーを公式発表。元日本代表MF森岡亮太の去就が未定であるほか、初瀬が海外移籍に向けて交渉していることも明らかにしている。
『Przeglod Sportowy』は「ザブジェが神戸所属選手を獲得するのか、他の日本国内クラブから引き抜くのか、現時点では不明だ」と綴っているが、両クラブのパートナーシップ契約締結の時期を踏まえると、2025シーズンのトップチームメンバーに含まれなかった初瀬や森岡がザブジェへ移籍する可能性は十分に考えられる。
なおポーランドメディア『goal.pl』で2024年11月6日に掲載されたインタビュー記事によると、ザブジェのスポーツディレクターはポドルスキの役割について「彼は私に獲得した選手や代理人の連絡先を教えてくれるし、彼と直接話すこともある」とコメント。
クラブの補強に関わっていることを明言。古川の獲得について「ポドルスキ本人が磐田で古川を発掘し、彼ら(代理人など)と話した。そして最終的にここに連れて来たんだ」と語っている。
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