
かつてジェフユナイテッド千葉でプレーしていたオーストラリア代表DFジェイソン・ゲリアは、オーストラリア1部メルボルン・ビクトリーからJリーグクラブへ移籍する模様。アルビレックス新潟移籍報道も飛び交っているが、新潟を2024シーズン限りで退団したDFトーマス・デンは以前、Jリーグ移籍に関してゲリアと意見交換していたという。
ゲリアは2018年から3シーズンにわたり千葉に在籍。J2リーグ通算57試合の出場で2ゴールをマークしていた。また千葉退団後はオーストラリア1部パース・グローリーFCやメルボルン・ビクトリーでプレー。2024年10月にはメルボルン元指揮官であるトニー・ポポヴィッチ氏の代表監督就任により、およそ8年ぶりに代表へ招集されると、FIFAワールドカップ北中米大会アジア最終予選の日本代表戦で活躍していた。
本人は11月のW杯最終予選・サウジアラビア戦後に海外再挑戦の可能性を示唆。オーストラリアメディア『Ten News』が1月4日に「ゲリアはメルボルン・ビクトリーを退団し、Jリーグクラブへ行く」と伝えると、8日になって新潟移籍が決定的と報じられている。
一方、トーマス・デンは浦和レッズに2シーズン在籍した後、2022年から3シーズンにわたり新潟でプレー。グロインペイン症候群(股関節痛)から回復すると、2024シーズンにはJ1リーグ戦で30試合に出場したが、契約満了によりチームを去っている。
そんなトーマス・デンは2022年1月、当時J2所属だった新潟へ移籍した直後、オーストラリアメディア『OPTUS SPORT』のインタビューでこう語っていた。
「かつてのチームメイトや、ゲリアをはじめJ2クラブでプレーしたことのある知り合いと話したよ。『J2は良いリーグだし、素晴らしい移籍だ』と言ってくれたね。J1からJ2へ移っても、リーグのクオリティはそこまで変わらないと思う。僕にとって一番大事なのは、毎週しっかりとプレーしながらレギュラーをつかんで、オーストラリア代表候補になることだよ」
千葉でのプレー経験をもとに、トーマス・デンの新潟移籍にポジティブなコメントを残したゲリア。自身のJリーグ再挑戦の際に、同郷とやり取りした可能性も考えられるが、日本でのプレーに対して好印象を抱いていることは確かだ。
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