
1月4日、第103回全国高校サッカー選手権大会の準々決勝が行われ、東福岡高校は静岡学園高校とUvanceとどろきスタジアム by Fujitsuで対戦。0-0でPK戦に突入し、静岡学園はJ1川崎フロンターレ内定のDF野田裕人が失敗。全員が成功した東福岡が、国立競技場への切符を手にした。しかし、同校の戦い方を巡り、賛否両論の意見が飛び交っているようだ。
準決勝に進出し、第94回大会以来の優勝(決勝戦で国学院久我山高校に5-0で勝利)まであと2勝となった東福岡。しかし、準々決勝後SNSでは「同点、PK狙いで見ていてつまらない」「守備一辺倒で全く面白くないし、PK戦狙いの戦術も全く感心しないしPK戦で勝って恥じることもなく純粋に喜んでいる選手の姿を見ると準決勝以降はもう興味ない」など、否定的なコメントも見られた。
同校がこの試合で放ったシュートはわずか1本のみ。一方の静岡学園はパスやドリブルなどを巧みに使い分け、8本のシュートを放って果敢にゴールを狙ったが得点は奪えずに終わっている。そうした背景もあり、東福岡が「守ってばかりでつまらない」という観戦者の感想に繋がったのだろう。
一方で「試合をおもしろくないって思うやつはサッカーというよりスポーツの見る目がない」という反応や「静岡学園みたいな個人技会って攻撃面でレベル高いチームに対して1試合集中して守り切るのがどんだけ凄いと思っている」といった意見も複数見られている。
トーナメント戦で一発勝負という大会の性質上、堅守の負けないサッカーを貫くのは自然なことで、それも戦術のひとつと言える。高校サッカーはJリーグと違い、観客を楽しませることや自分たちのやりたいサッカーを貫くことより、勝利を優先する傾向が強い。高円宮杯などでは、リーグ戦方式のため選手権大会や高校総体(インターハイ)と戦い方を変えるチームもあり、大会の方式によっても変わってきそうだ。
東福岡は11日に準決勝で、群馬県代表の前橋育英高校と対戦する。勝利すれば、流通経済大学付属柏高校(千葉)と東海大相模高校(神奈川)の勝者と13日の決勝を戦うこととなる。日本代表DF長友佑都(FC東京)を輩出した福岡の名門校は頂点に立つことはできるのだろうか。
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