リバプールに所属するエジプト代表FWモハメド・サラーは、今2024/25シーズン、センセーショナルな活躍を見せている。同クラブのレジェンドであるジェイミー・キャラガー氏(2013年引退)は、サラーが2025年にバロンドールを受賞することを支持しているようだ。
12月29日にリバプールがリーグ戦でウェストハム・ユナイテッドを5-0で破った試合において、サラーは1ゴールと2アシストを決め、今シーズンのプレミアリーグでのゴールとアシストを合わせて30とした。FWクリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル)は、シーズンの同時点で1度だけこの記録を超えている。FWリオネル・メッシ(インテル・マイアミ)は2度だ。
キャラガー氏は『スカイ・スポーツ』でサラーについて「史上最高のシーズンを過ごしている」と語った。さらに以下のように太鼓判を押した。
「バロンドールは国際大会やUEFAチャンピオンズリーグ(CL)を中心に展開されるものだといつも思っている。サラーが牽引するエジプト代表がアフリカネイションズカップで優勝できるとは思えないし、FIFAワールドカップ(W杯)でも同じだ。 2025年の夏に大会がないことは、サラーにとって有利な状況だ」
「FWキリアン・エムバペ(レアル・マドリード)は良いスタートがきれていないし、FWアーリング・ハーランド(マンチェスター・シティ)もベストな状態ではない。サラーは今、おそらくナンバーワンだろう。彼がシーズン前半にやったことを後半戦でも再現すれば、バロンドールを獲れると思う」
サラーが仮にバロンドールを獲得すれば、元リベリア代表のジョージ・ウェア氏(2003年引退)に次ぐ史上2人目のアフリカ人受賞者となり、アフリカの選手としては30年ぶりの受賞となる。
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