コール・パーマーがプレミアシーズン序盤の最多チャンスクリエイターに

　今2024/25シーズン序盤のプレミアリーグでは、若手選手たちの活躍が注目されている。その中でもチェルシーのMFコール・パーマーは、チャンスクリエイターとしてリーグの頂点に立つ存在感を示している。『FOTMOB』のデータに基づいたチャンス創出ランキングを見てみよう。

　パーマーはここまで47回のチャンスを創出し、1試合平均2.9回という圧巻の数字を記録。さらに、11ゴール6アシストを挙げる攻撃面での活躍が彼の飛躍を物語っている。わずか21歳ながら、その成長曲線は今後も期待を抱かせるものだ。

　2位にはアーセナルのFWブカヨ・サカがランクイン。合計42回（平均3.0回）という高いパフォーマンスを誇り、2021/22シーズンに7位、2022/23シーズンは6位、そして昨2023/24シーズンは4位と、チャンス創出ランキングで着実に順位を上げてきた。シーズン後半のさらなる飛躍が期待されている。

　3位にはアストン・ヴィラのMFユーリ・ティーレマンスが39回（平均2.4回）で続く。彼は2023年移籍当初の出場時間の短さから不満もあったようだが、現在はその能力を最大限発揮している。4位はマンチェスター・ユナイテッドのMFブルーノ・フェルナンデスが38回（同2.4回）を記録。チームの不調の中でも重要な役割を果たし、ルベン・アモリム監督の下での復活が期待されている。

　5位にはトッテナム・ホットスパーのMFデヤン・クルゼフスキが37回（同2.5回）で入った。チームで最も頼れる存在として評価されており、アンジェ・ポステコグルー監督の下で欠かせない選手となっている。また、ディフェンダーながら同じく37回を記録したイプスウィッチ・タウンのDFレイフ・デイヴィスも注目されるべき新星だ。

　若手の台頭と共に経験豊富な選手たちが競り合うチャンスクリエイターランキングが、シーズン後半に向けてどう変化していくのか注目したい。