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ブラジル代表レアンドロにJリーグクラブがオファー?契約解除金98億円

Jリーグ 写真:Getty Images

 ブラジル1部ヴァスコ・ダ・ガマ所属のU20ブラジル代表DFレアンドロ・シルバ(レアンドリーニョ)に、Jリーグクラブが関心を寄せている模様。すでに複数クラブによる争奪戦が繰り広げられているという。

 現在19歳の同選手は、身長170cmの攻撃的サイドバック。ヴァスコ・ダ・ガマの下部組織で頭角を現すと、2024年1月にトップチームデビュー。ブラジル1部リーグでは6月のデビュー戦でいきなりゴールを挙げると、以降は17試合でプレー。シーズン終盤には5試合でスタメン出場するなど、将来有望な選手として評価されている。

 ヴァスコ・ダ・ガマの専門サイト『SUPER VASCO』は22日にレアンドリーニョの去就を特集。これによると、同選手とヴァスコ・ダ・ガマの契約は2026年12月まで残っており、海外移籍の際に有効な6000万ユーロ(約98億円)の契約解除条項が盛り込まれているが、日本・UAE・中国・サウジアラビア国内クラブからオファーが届いているとのこと。

 レアンドリーニョのエージェント会社『RTIスポーツ』は、カタール1部アル・ラーヤンからの移籍金300万ユーロ(約5億円)というオファーが却下されたことを明かしたという。またヴァスコ・ダ・ガマは、欧州移籍の可能性がある逸材として19歳のサイドバックを評価。2025年6月に欧州クラブへ売却することを視野に入れているという。

 2024年9月にU20ブラジル代表に初めて招集されたレアンドリーニョ。日本行きの可能性は低いとみられるが、どのJリーグクラブがオファーを提示したのか気になるところだ。