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「リバプールからオファーはびっくりした」…スビメンディが今夏を回想

マルティン・スビメンディ 写真:Getty Images

 今夏にステップの可能性が取り沙汰されていたレアル・ソシエダ(スペイン1部)に所属するスペイン代表MFマルティン・スビメンディ(25)が、最終的に残留した理由を明らかにした。

 ソシエダ下部組織で育ったスビメンディは、2019年にトップチーム昇格を果たした視野の広さと高水準なパス精度などを兼ね備えた万能型の守備的MF。昨季もラ・リーガ17試合に出場して1ゴール1アシストを記録している。

 今夏に開催されたユーロ2024のスペイン代表の優勝にも貢献したスビメンディには、日本代表MF遠藤航が在籍するリバプール(イングランド1部)が獲得に動いていた。選手本人も移籍に前向きとの報道もあったなかで、同選手は当時を振り返り良い面と悪い面を鑑みた結果、ソシエダ残留を決断したことをスペイン『ディアリオ・バスコ』で明らかにした。

 「リバプールのオファーには驚いたよ。僕はバカンス中だった、ほくにとっては変な時間だったけど、メリットとデメリットを比較した。その結果、ベストな選択肢はレアル・ソシエダに残留するという結論に至った」

 なお、スペイン代表MFにはスペイン代表MFロドリが離脱しているマンチェスター・シティ(イングランド1部)が目を光らせているほか、依然としてリバプールも関心を示しているとされている。契約解除金が6000万ユーロ(約97億9000万円)に設定されているとされているスピメンディだが、下部組織から育った愛するクラブを旅立つことはあるのだろうか。