今季のリーグ・アンで唯一の無敗で首位に位置するパリ・サンジェルマン(PSG/フランス1部)が、ボーンマス(イングランド1部)でプレーするウクライナ代表DFイリア・ザバルニー(22)の獲得に興味を持っているようだ。
22歳ながらウクライナ代表として45キャップを刻むザバルニーは母国のディナモ・キエフでプロキャリアをスタートさせると、2023年1月にボーンマス入り。対人守備の強さや、ビルドアップ能力の高さを武器に今季のプレミアリーグ16試合に出場している。
フランス『レキップ』によれば、PSGは主将であり、現在31歳とベテランの域に突入しているブラジル代表DFマルキーニョスの長期的な後継者として右利きのセンターバックを探しているという。そのなかで、ザバルニーをリストアップしているようだ。
また、PSGのルイス・エンリケ監督の構想から外れているスロバキア代表DFミラン・シュクリニアルの売却にオープンな模様。ユベントス(イタリア1部)やガラタサライ(トルコ1部)からの関心が浮上していることもあり、PSGはウクライナ代表DF獲得に向けてボーンマスと初期交渉を行なっているという。
ただ、PSGは今夏にクラスノダール(ロシア1部)からロシア代表GKマトベイ・サフォノフを獲得。ロシアのウクライナ侵攻が続いている政治的な背景もあることから、ザバルニーを獲得するのは難しいかもしれないと『レキップ』は指摘している。
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