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リバプール、リヨンの逸材ラヤン・シェルキ1月獲得に向け準備中?

ラヤン・シェルキ 写真:Getty Images

 フランスの複数の報道によれば、プレミアリーグで首位を快走するリバプールとフランスの強豪パリ・サンジェルマンが、リーグ・アンで財政難に陥っているオリンピック・リヨン所属のMFラヤン・シェルキを1月の移籍市場で獲得しようとしているとのこと。

 リヨンは、今2024/25シーズン終了時点で財務状況が改善しない場合、暫定的に降格が決定しており、このため21歳の評価の高いプレーメーカーであるシェルキを売却する必要に迫られているとされる。現在、リヨンは移籍金として約3,000万ユーロ(約48億4,685万円)を求めているとのことだ。

 リバプールファンの間では左サイドバックや左利きのセンターバックの補強がより緊急性の高い課題とされていることから、この噂には懐疑的な意見が多い。しかし、リバプールのスポーツディレクターであるリチャード・ヒューズ氏は「好条件で優れた選手を獲得するチャンス」を好むことで知られており、大幅に値下げされた価格で才能あるシェルキを加えるチャンスに魅力を感じているだろうと考えられている。

 シェルキは攻撃的ミッドフィルダーと右ウイングを主戦場としており、リバプールのMFドミニク・ソボスライやMFハーベイ・エリオットに変わる存在となり得る。また、最近好調なプレーを見せているソボスライをより深いポジションに配置することで、MFライアン・グラフェンベルフ、MFアレクシス・マック・アリスター、MFカーティス・ジョーンズが多くの時間を担ってきたダブルピボットのローテーションを強化することも期待されおり、日本代表キャプテンMF遠藤航の出場機会にも影響を及ぼす可能性がある。

 冬の移籍市場が1月に開く際、この噂がどこまで現実になるか注目されるところだ。