J2降格の北海道コンサドーレ札幌は、MF菅大輝やMF駒井善成といった主力選手に契約満了を通達。タイ代表MFスパチョーク・サラチャットには名古屋グランパス移籍や母国復帰の可能性が取りざたされていたが、ここに来て残留に向かっているという。
スパチョークの去就を巡っては、タイメディア『ball thai』が11月はじめに「名古屋がスパチョークの獲得交渉を進めている」と報道。タイのサッカー情報を専門に扱うYouTubeチャンネル『Big Champ FC』は11月末、セレッソ大阪のパートナーシップ提携先であるタイ1部BGパトゥム・ユナイテッドからの関心を伝えた上で、タイ代表MFクリッサダー・カーメーン、MFジャルンサック・ウォンコーンをトレード要員として札幌へ移籍する可能性もあわせて伝えていた。
また、タイ代表MFチャナティップ・ソングラシン(現BGパトゥム・ユナイテッド)の加入と同時に、2017年6月からタイ語通訳担当として札幌に在籍していたティワーポン氏は、2024年12月末をもってチームを離れると自身のfacebookアカウントにて表明している。
『ball thai』は18日、再びスパチョークの去就を特集。「彼は札幌との契約を残している。ただ現時点では、残留・移籍の可能性について答えられる状況にない」と報道。ただ一方で、タイ人ジャーナリストのJay Worrapath氏が伝えたところによると、MFエカニット・パンヤ(浦和レッズ退団)の通訳担当が2025年から札幌入りするとのこと。スパチョークは残留の見込みだという。
なおスパチョークは、ブリーラム・ユナイテッド時代の2021/22シーズンに、石井正忠監督のもとでタイ国内3冠を達成。同シーズン終了後に札幌へ移籍すると、来日1年目にJ1リーグ7試合の出場で2アシストをマーク。2023シーズンに7ゴールを挙げると、2024シーズンも2ゴール5アシストと結果を残している。
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