元ヴィッセル神戸、スペイン代表選手であるアンドレス・イニエスタ氏の引退試合が、12月15日に味の素スタジアムで開催。バルセロナ・レジェンズとレアル・マドリード・レジェンズによる「エル・クラシコ」で盛り上がった一方、海外では同氏の今後が話題に。神戸復帰や、森保一監督の後任として日本代表を指揮する可能性も一部で報じられている。
バルセロナOBのシャビ氏、リバウド氏、レアル・マドリードOBのイケル・カシージャス氏、ロベルト・カルロス氏ら豪華メンバーのもと開催された引退試合。イニエスタ本人は試合後、自身の今後について「これからもサッカーに関わり続けていくことを考えている」「指導者のライセンスを取ることも考えている」など、サッカー界と関わり続けることを明言しているが、日本国内で指導する可能性には言及しなかった。
しかし韓国メディア『スポーツ朝鮮』は17日、イニエスタの引退試合開催について「イニエスタのおかげで、このようなビッグマッチが日本で行われるということは、注目に値する」とした上で「彼が引退後のプランを明かしたことにより、日本のサッカーファンの期待が高まっている」とリポート。
日本サッカー協会(JFA)関係者の話として「イニエスタは日本に対する思いが深いので、将来的に指導者として神戸で活躍できそうだし、タイミングが合えばいつか日本代表の監督になるかもしれない」と、古巣復帰や日本代表指揮の可能性を伝えている。
森保ジャパンは2022年のFIFAワールドカップ・カタール大会でドイツ、スペインを撃破。2023年の国際試合試合でもドイツを4-1で下すなど、欧州方面から高い評価を受けている。
その日本代表の監督人事について、『スポーツ朝鮮』は「森保は2026年の北中米W杯まで日本代表を率いる。イニエスタが今後2年以内に指導者としての力量を示せば、森保監督の後任として日本代表を率いることができる」と期待を寄せた一方で、「イにエスタにはまだ指導者としての経験がない。ライセンス取得が先決であるため、すぐに代表チームを率いられるかどうかは不透明だ」と指摘も忘れなかった。
コメントランキング