
J2優勝・J1昇格を果たした清水エスパルスは、期限付き移籍中であるブラジル人FWルーカス・ブラガの買い取りオプションを行使しなかった模様。ブラジル1部昇格組サントスへの復帰が決定的だというが、同選手の退団に前向きな意見も挙がっている。
J2リーグ32試合のスタメン出場で8ゴールを挙げるなど、元日本代表MF乾貴士とともに攻撃陣を支えたルーカス。買い取りオプションの設定額が150万ドル(約2億2000万円)とブラジル国内で報じられる中、サントスの専門サイト『Diario do Peixe』は11月25日の時点で「彼は清水に感謝しているが、清水に戻ることは考えていない。より競争力のあるプロジェクトを期待している」と、清水退団の可能性を報じていた。
またブラジルの移籍市場に精通しているジャーナリストのルーカス氏は、12月4日に「ルーカス・ブラガには、横浜FMやC大阪など他の日本国内クラブからのアプローチがあったが、オファーはなかった」「サントスの取締役会は、2025シーズンに彼を復帰させることを決断した」と伝えていた。
するとブラジルメディア『terra』は15日に「清水はルーカスの買い取りオプションを行使しないことを決定。彼は清水残留に興味を示さなかった」とリポート。一方、2025シーズンにサントスでプレーする可能性については「契約は2026年4月まで残っているが、サントスの会長は興味深いオファーが届いた場合に備えている」と報道。ブラジル国内外の複数クラブからの関心も取りざたされている状況だ。
一方で報道によると、清水はセレッソ大阪所属MFカピシャーバの獲得に向かっている模様。ファン・サポーターの間では両選手の比較が盛んになっており、ネット上では「ルーカス・ブラガの完全獲得で2億円払うよりも、カピシャーバを獲る方がいい」「フロントは賢明な判断をしたと思う」「ルーカス・ブラガはJ1でどれだけやれるか未知数だから、買い取りオプション行使しないでOK」など、高額な買い取りオプション、そしてルーカスがJ1で通用するかという点で、クラブの判断を称える声が多い。
なおサントスは2023シーズンにクラブ史上初となる2部降格という結果に終わったものの、V・ファーレン長崎からファビオ・カリーレ監督を引き抜くと、今季は2部リーグで優勝。MFディエゴ・ピトゥカ(元鹿島アントラーズ)やMFジョアン・シミッチ(元名古屋グランパス、川崎フロンターレ)らの活躍もあり、1シーズンでの1部復帰を果たしている。
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