アルビレックス新潟は12月13日、松橋力蔵監督が2024シーズン限りで退任すると公式発表。かつて新潟を率いていたアルベル・プッチ・オルトネダ氏と同じく、FC東京の監督就任が決定的とみられるが、一部から松橋監督退任でも問題ないといった声が挙がっている。
横浜F・マリノス下部組織時代にFW小野裕二(現新潟)を指導したことでも有名な松橋氏は、2017年から4シーズンにわたり横浜FMトップチームのコーチを担当していた。新潟には2021年にコーチとして入ると、翌2022年から3シーズンにわたりトップチームを指揮。監督就任1年目でJ2優勝・J1昇格へ導き、2シーズンつづけてJ1残留を成し遂げたが、3年でチームを離れることになった。
松橋監督の退任を受けて、多くのファン・サポーターから悲観的な声が湧き起こっているが、新潟のホームゲームでスタジアムMCを担当する森下英矢氏は、14日にXでこう私見を述べている。
「正直な話、アルベルト監督が新潟を離れた時はめちゃくちゃ不安だった。せっかく産まれたスタイルが無になるんじゃないかって。でも、松橋監督がJ1に昇格させたうえでしっかりと積み上げてくれた。この難しいバトンタッチをスムーズに行った強化部だから、今回も大丈夫だと思えるんだよなぁ」
2020年のアルベル監督体制以降、ポゼッションスタイルを継続している新潟。2025シーズン以降の戦い方については、キャプテンのDF堀米悠斗が12月9日放送の報道番組「スーパーJにいがた」に出演した際、「誰が監督になろうと、このチームを引っ張っていくというのは変わらずやっていきたいなと思います。スタイルが大きく変わることはないと思うので」と語っている。
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