Jリーグ アルビレックス新潟

小野裕二、アルビレックス新潟残留へ「松橋力蔵監督を後悔させられたら」

小野裕二 写真:Getty Images

 アルビレックス新潟は12月13日、松橋力蔵監督が2024シーズン限りで退任すると公式発表。同クラブ所属FW小野裕二が、FC東京行きが決定的と報じられている恩師やクラブの今後について語った。

 小野は13日、新潟県警の1日防犯広報大使を担当。JR新潟駅前で「特殊詐欺に気を付けて」などと呼びかけていた。また報道番組「スーパーJにいがた」(UX新潟テレビ21)によると、同選手は松橋監督の退任等について、こう語ったという。

 「素晴らしい人間性の監督なので、だからこそ今年できなかったものを来年自分たちが表現して、監督がこのクラブを去ったことを後悔させられたらなと思います」

 間接的にではあるが、自身の新潟残留を示唆した格好であるだけに、ネット上で「素晴らしいコメント」「小野さん、来季もアルビでよろしくお願いします!」といった声が挙がるなど、ファン・サポーターの反響を呼んでいる。

 かつて横浜F・マリノス下部組織時代に小野を指導していた松橋氏は、2017年から4シーズンにわたり横浜FMトップチームのコーチを担当。2021年から新潟のコーチを務めると、翌2022年から3シーズンにわたり新潟を指揮。監督就任1年目でJ2優勝・J1昇格へ導き、2シーズンつづけてJ1残留を成し遂げた。恩師の退団を受けて、小野本人に燃えるものがあるようだ。