ブラジル人DFルーカス・オリヴェイラは現在、ブラジル1部クルゼイロから京都サンガへ期限付き移籍中。移籍期間が2024年12月31日までである中、母国復帰の可能性が取りざたされている。
現在28歳の同選手は、2024年2月にクルゼイロからレアル・バリャドリードへ期限付き移籍すると、スペイン2部リーグ戦で9試合にスタメン出場するなど、主力選手としてチームのラ・リーガ昇格に貢献。4か月でバリャドリードを退団した後、ブラジル1部ヴァスコ・ダ・ガマからの関心が報じられたが、7月21日に京都への移籍が正式決定した。
ただ京都では、FWラファエル・エリアスら外国籍選手の出場枠を巡る争いで後れをとり、ここまでリーグ戦5試合で途中出場。チームがJ1残留を決めた一方、スタメン出場なしと厳しい立場に置かれている。
そんななか、ヴァスコ・ダ・ガマの情報を専門に扱う『Na Torcida Vascainos』は11月27日に独占情報として「ヴァスコ・ダ・ガマはルーカスを補強リストに含めている。2024年夏に彼の獲得に動いたが、京都へ移籍した」とリポート。バリャドリード退団直後、同選手の獲得に失敗した過去に触れた上で、獲得交渉を始める可能性もあわせて伝えた。
なおブラジルメディア『グローボ』が7月に伝えたところによると、ルーカスの契約にはおよそ550万レアル(約1億5500万円)の買い取りオプションが盛り込まれているという。ただ、現時点で買い取りオプション行使の可能性は報じられていない。
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