
11月開催のFIFAワールドカップ北中米大会アジア最終予選で日本代表に敗れたインドネシア代表は、DFジャスティン・ハブナー(元セレッソ大阪)をはじめ帰化選手を多く擁していることで有名だが、フィリピン代表も帰化戦略を推進。MF長沼洋一(浦和レッズ)、MF郷家友太(ベガルタ仙台)、MF増山朝陽(V・ファーレン長崎)日本人選手にも代表入りに向けて働きかけているという。
フィリピン紙『マニラ・スタンダード』が11月21日に伝えたところによると、フィリピンサッカー連盟(PFF)ナショナルシニアチームディレクターのフレディ・ゴンザレス氏が、帰化選手招集の可能性について説明。カナダ人MFパトリック・メトカーフ、イギリス人FWフェニックス・パターソン、長沼、郷家、増山らに10選手以上にフィリピンへの帰化を要望し、複数選手がフィリピン代表でプレーする意向を示したという。
同国代表は2024年12月に東南アジア選手権(ASEAN三菱電機カップ2024)を控えているが、メンバー登録期限の関係ですでに帰化している選手の多くが出場できないとのこと。早くても2025年3月の国際Aマッチデーで一部の帰化選手を招集する見込みだという。
現時点で日本国籍を有する選手がフィリピン代表に招集される可能性については、2023年10月にミヒャエル・ヴァイス監督が来日。J2クラブ在籍選手を視察する可能性がフィリピン国内で報じられると、日本ではフィリピンにルーツを持つ郷家、増山が対象選手だと予測する声が挙がっていた。
なおフィリピン代表には、浦和下部組織のDF佐藤大介、かつて水戸ホーリーホックに在籍していたDFタビナス・ジェファーソンなど、日本にルーツを持つ選手も在籍している。中国、インドネシアなど、アジア諸国で帰化戦略がブームとなっているだけに、A代表招集歴のない一部の日本人選手の動向が気になるところだ。
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