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名古屋ハ・チャンレに移籍報道「韓国代表でW杯出場したい」と告白も

ハ・チャンレ 写真:Getty Images

 名古屋グランパス所属韓国代表DFハ・チャンレは、今季終了後の去就が不透明である模様。母国クラブからの関心が報じられている。

 現在30歳の同選手は、2022年9月に韓国での兵役期間を終えて韓国1部・浦項スティーラーズへ復帰した後、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2023/24シーズンの浦和レッズ戦における活躍ぶりで話題に。主力選手として活躍していたこともあり、2023シーズン終了後に浦項から名古屋へ移籍している。

 来日1年目の今季、J1リーグ20試合でスタメンに名を連ねたが、7月以降は先発出場3試合と出場機会を減らしているハ・チャンレ。YBCルヴァンカップでも2試合の出場にとどまっており、決勝のアルビレックス新潟戦では出番が無かった。

 韓国メディア『スポーツ朝鮮』が21日に伝えたところによると、ハ・チャンレには来季名古屋でプレーしない可能性が高いとのこと。FCソウルなど韓国国内の複数クラブが期限付き移籍による同選手の獲得に興味を示しているという。

 なお選手本人は9月15日放送の『KICK OFF! TOKAI』(名古屋テレビ)で、日本代表OBの前園真聖氏と対談。2024年6月に韓国代表入りを果たしたことについて、「名古屋でのプレーが、初の代表入りに繋がったと思っている」と、名古屋に対する感謝の思いを述べていた。

 ただ一方で「自分の年齢を考えると今回がラストチャンスになると思うので、韓国代表で次のW杯(北中米大会)は絶対に出場したい」と、北中米W杯代表メンバー入りへの強い思いも。コンスタントにプレーできる環境を求める可能性も考えられる。