Jリーグ 浦和レッズ

J1残留争いの影響?浦和所属選手に誹謗中傷投稿が…移籍という憶測も

浦和レッズ 写真:Getty Images

 浦和レッズは10月23日に行われた明治安田J1リーグ第25節延期分の柏レイソル戦で劇的勝利。J1残留に向けて大きな勝ち点3を獲得したが、試合後にDF石原広教のSNS投稿を巡って様々な声が飛び交っている。

 石原は試合後、勝利して喜ぶチームメイトの姿やMF安居海渡、MF大久保智明とのスリーショットなどをインスタグラムに投稿。「熱い応援ありがとうございました」とファン・サポーターに感謝の思いを伝えたが、これに大久保が「その写真撮ってたら思い出作りすんなってDM来てた笑」とコメントを寄せている。

 この両選手のやり取りは、Xで瞬く間に拡散。両選手のパフォーマンスに対する批判が相次いでいるほか、「残留も決まってないのにね」といった指摘も。中には両選手を標的として誹謗中傷メッセージも見受けられているが、一部から「何がいけないの? 皆んな写真撮ってるじゃん 腹立つ」などと批判や誹謗中傷に対する憤りの声も挙がるなど、騒動に発展。一部のファン・サポーターは「今までの出来なら移籍だろ」「移籍ってこと?」などと、今季限りでの浦和退団を予想している。

 石原は湘南ベルマーレ、アビスパ福岡を経て、2023年12月に浦和へ加入。今季はリーグ戦24試合のスタメン出場と、右サイドバックでレギュラーに定着している。一方の大久保は、東京ヴェルディの下部組織や中央大学を経て、2021年より浦和へ正式加入。今季はここまでリーグ戦17試合の出場で2ゴール1アシスト。7月14日の京都サンガ戦以降はほぼ全試合でスタメン出場しているとはいえ、ファン・サポーターから厳しい評価を受けているようだ。

 8月下旬に監督交代を行うなど、チーム状況が芳しくない浦和。シーズン途中にDF酒井宏樹、DFアレクサンダー・ショルツなど主力選手の退団が相次いだだけに、強化部の責任を問う声が挙がっている。ただ現場ではJ1残留に向けて選手やクラブスタッフが懸命に努力しているだけに、過度な批判や誹謗中傷は避けたいところだ。