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日本代表DF冨安健洋が所属するプレミアリーグのアーセナル。ミケル・アルテタ監督、スポーツディレクターのエドゥ・ガスパール氏、そしてクラブの経営陣にとって、2024年夏の移籍市場は比較的実りあるものとなり、DFリッカルド・カラフィオーリやMFミケル・メリーノ、さらにはFWラヒーム・スターリングをレンタルで獲得。2024/25シーズンの給与総額は、かなりの規模となっている。
現在、ガナーズ(アーセナルの愛称)は年俸総額が160,186,000ポンド(約313億円)で、選手1人あたりの平均週給はなんと約128,354ポンド(約2500万円)だ。2024/25シーズンも好調のアーセナルのファーストチームに所属する選手の給与トップ10はどうなっているのか?気になる冨安はトップ10入りを果たしているのか?本記事を読む前に頭の中で予想してみてほしい!
※データ:CAPOLOGYより(日本円換算2024年10月22日)
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10位タイ:DFオレクサンドル・ジンチェンコ
7,800,000ポンド(約15億2千万円)
ウクライナ代表のDFオレクサンドル・ジンチェンコは、2022年にマンチェスター・シティから加入後、アーセナルで週給150,000ポンド(約2900万円)を受け取っているようだ。契約満了まで約2年を残しているが、ここ数か月で退団の噂が浮上しているのも事実だ。加入当時は変えの利かない選手であったが、カラフィオーリの加入なども含め、2026年までガナーズの選手でいられるかは不透明だといわれている。
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10位タイ:DFベン・ホワイト
7,800,000ポンド(約15億2千万円)
2021/22シーズンからアーセナルに加わったDFベン・ホワイト。同シーズンはリーグ戦で32試合にセンターバック場として出場していたが、2022/23シーズンからはチーム事情により右サイドバックヘとコンバートされた。冨安ともレギュラー争いを繰り広げていたが、アグレッシブなプレーで右サイドを牽引し、以降は怪我や不調でない限り先発メンバーとして出場している。また、FIFAワールドカップカタール大会ではイングランド代表にも選ばれていたが、個人的な理由でチームを離れた。それ以降は、自ら代表チームへの参加を辞退し続けている。
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9位:FWラヒーム・スターリング
8,450,000ポンド(約17億円)
今夏にチェルシーから1シーズンのレンタルで加入したFWラヒーム・スターリング。アーセナルは彼のチェルシーでの契約の半額にあたる週給162,500ポンド(約3,168万円)を負担しており、残りの半分はチェルシーが支払っているとのこと。ピークは過ぎ去ったように感じるが、イングランド代表やプレミアリーグの名門チームを渡り歩いてきた経験は、優勝を争うチームにおいて貴重な戦力となる可能性は否定できないだろう。
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8位:FWガブリエウ・マルティネッリ
9,360,000ポンド(約18億2,411万円)
ブラジル代表のメンバーでもあるFWガブリエル・マルティネッリは、2019年にクラブに加入して以来、アルテタ監督の下で年々成長を遂げている選手の1人だ。現在までにアーセナルのユニフォームを着て200試合に近づいており、2027年までの契約が残っている。天性の決定力に加え、オフザボールの動きの質の良さ、ブラジル人ながら守備の献身性が高評価を博している。
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7位:DFウィリアン・サリバ
9,880,000ポンド(約18億2591万円)
2022年にマルセイユ(フランス)へのレンタルから復帰して以来、DFウィリアン・サリバはアルテタ監督のチームで主力として活躍し、ブラジル代表のDFガブリエウとの堅固な守備コンビを形成している。このフランス代表選手は2023年に新たに4年契約を結んだが、ここ数か月で名門レアル・マドリード(スペイン)への移籍が噂されている。
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6位:FWブカヨ・サカ
10,140,000ポンド(約19億8千万円)
アーセナル・アカデミー出身のFWブカヨ・サカは、クラブで最も重要な選手の1人と言っても過言ではないだろう。近年では、イングランド代表でも中心選手としての活躍しており、彼がクラブ内で6番目に高給な選手というのは驚きだ。しかし、23歳という若い年齢が関係しているかもしれない。このウインガーはガナーズにおいて継続的にアシストやゴールを供給し続けており、2023年に最新の契約を結んだばかりだ。
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