イングランド1部トッテナム・ホットスパーのアンジェ・ポステコグルー監督が、今2024/25シーズン序盤の不調により解任の危機に直面しているようだ。
9月18日に行われたカラバオカップ、コベントリー・シティ戦(2-1)での不安定な勝利や、9月15日のプレミアリーグ第4節アーセナル戦(0-1)の敗戦が原因で、監督交代の可能性が高まっていると報道された。ブックメーカーによると、同監督がクリスマス前に解任される確率は非常に高く、シーズン終了前に退任する可能性も増しているとのこと。
ポステコグルー監督は昨2023/24シーズン、スコットランド1部のセルティックからトッテナムに移籍し大きな期待を背負っていた。しかし、シーズン序盤戦での成績が振るわず、トッテナムのダニエル・レヴィ会長も監督解任の判断を迫られているとされている。レヴィ会長は、これまでにも多くの監督を短期間で解任してきた実績があるため、ポステコグルー監督の未来は不透明な状況と予測されている。
後任として最も有力視されているのは、現在セルティックを率いているブレンダン・ロジャーズ監督とのことだ。ロジャーズ監督は、リバプール(2012-2015)やイングランド1部のレスター・シティの監督を務めた経験もあり、プレミアリーグ復帰が期待されている。
他にも、トーマス・トゥヘル監督やガレス・サウスゲート監督といった名だたる監督が候補に挙がっているが、ロジャーズ監督が最も有力と見られているようだ。
トッテナムは、ここ数年で現トルコ1部フェネルバフチェのジョゼ・モウリーニョ監督や現イタリア1部ナポリのアントニオ・コンテ監督といった名将を次々と短期間で失っており、クラブの中で監督職が非常に難しい役割であることが明らかになっている。
今後、ポステコグルー監督がこの流れに逆らい、地位を守り続けられるかどうかに高い注目が集まっている。
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