かつてアルビレックス新潟でプレーしていた元ブラジル代表DFブルーノ・コルテースが、9月18日に現役引退を表明。同選手は過去にFIFAクラブワールドカップでMF本田圭佑(現パロFC)と相対したほか、一時清水エスパルス移籍の可能性が報じられたことで注目を集めていた。
現在37歳のコルテースは、ブラジル1部サンパウロやポルトガル1部ベンフィカなど、複数クラブに在籍。2015年から2シーズンにわたり新潟でプレーしており、J1リーグ通算53試合の出場で1ゴールと主力選手として活躍していた。
新潟退団後はブラジル1部グレミオで5年間プレーしていたコルテース。移籍1年目からコパ・リベルタドーレス(南米選手権)優勝に貢献し、クラブW杯に出場。そのクラブW杯では、北中米カリブ海王者パチューカとの一戦で本田とともにスタメン出場したほか、UEFAチャンピオンズリーグ覇者レアル・マドリードとの対決でもフル出場していた。
またグレミオ退団前の2021年10月には、清水エスパルスやサウジアラビア1部のアル・ナスルが同選手の代理人に接触した可能性がブラジル国内で報じられていたが、結局清水移籍は実現せず。2022年以降はアヴァイ、ミラソウ、サンパイオ・コヘイアと渡り歩いていたが、2024年6月中旬に契約解除でサンパイオ・コヘイアを退団。以降は3か月にわたりフリーの身だった。
コルテースは18日にインスタグラムを通じて現役引退を発表。自身の今後について「サッカーに別れを告げるつもりはない」とした上で、「指導者としてのキャリアをスタートすることも考えている」と綴っている。
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