バルセロナ(スペイン1部)が、バイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)に所属するドイツ代表MFヨシュア・キミッヒ(29)の獲得に興味を持っているようだ。
シュツットガルト下部組織出身のキミッヒはライプツィヒでプロキャリアをスタートさせると、2015年夏にバイエルンへ正式加入。高水準なパス精度を武器にクラブのブンデスリーガ連覇などに貢献すると、昨季はブンデスリーガ28試合で1ゴール7アシストを記録した。
スペイン『ムンド・デポルティーボ』によれば、財政難を抱えていることから近年フリー移籍での補強を積極的に敢行しているバルセロナは来夏にバイエルンとの契約満了を迎えるキミッヒをロックオンしているという。ただ、今夏の売却候補にも含まれていたキミッヒに関してバイエルンのスポーツディレクターを務めるマックス・エバール氏は「キミッヒは将来のクラブの参考になる選手に間違いない」とコメントしたという。
それに呼応するようにドイツ代表MFは14日に行われたホルシュタイン・キール戦後に「普通、クラブの支援やサポートを聞くのはいつも嬉しいことだ」とバイエルンの姿勢を歓迎したという。続けて、バイエルンと契約延長交渉に応じるかと問われると、「そうだね。オープンだよ」と前向きな姿勢を見せたようだ。
昨季はバイエル・レバークーゼンに優勝を許してブンデスリーガでの連覇が途絶えたバイエルン。バンサン・コンパニ新監督のもとで臨んだ今シーズンは唯一の開幕3連勝で首位に立っており、スタートダッシュに成功している。
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