Jリーグ

【J1リーグ2024】夏の加入後、早くも存在感を発揮している選手4選

ラファエル・エリアス 写真:Getty Images

ラファエル・エリアス(京都サンガ)

2022年のJ1復帰後、二桁順位の苦しいシーズンが続く京都サンガ。今季も一時は降格圏まで順位を落としていたが、中盤から終盤戦へとシーズンが移行するこの時期にきて浮上の兆しを見せ始めている。そんな好調の一因となっているのが、この夏新たに加入したブラジル人ストライカーFWラファエル・エリアスの存在だ。

6月の加入から第23節の浦和レッズ戦で初出場。加入後2試合目となった第24節ジュビロ磐田戦で初ゴールをマークすると、第27節のセレッソ大阪戦でのハットトリックを達成するなど、ここまで6試合で6ゴールを挙げる活躍を見せている。

FW原大智、FWマルコ・トゥーリオといったタレントも健在であることから、エリアスの加入によって一気にリーグ屈指の破壊力を誇る攻撃陣へと進化を遂げた。今季は得点数、失点数ともに課題のあった京都。新たな得点源を獲得した今、まずは一桁順位を目指しどこまで連勝を伸ばしていけるか注目だ。


大﨑玲央 写真:Getty Images

大﨑玲央(北海道コンサドーレ札幌)

今季開幕から5連敗を含む6戦未勝利と大きく出遅れた北海道コンサドーレ札幌。その後も連敗がありJ2降格も現実味を帯びてきていたが、直近は3連勝とようやく調子が上向き残留に向けて希望が見えつつある。そんなチームを好調に転じさせた要因の1つがDF大﨑玲央の加入だ。

6月にチームへと加わりここまで9試合に出場。ゴールやアシストといった得点に直接絡む場面こそないが、後方からのつなぎに安定感をもたらし相手の背後を突くようなパスでチャンスメイクするなど早くもチームに与える影響は大きなものとなっている。

また、ここ数年札幌の悩みの種であった守備面も、大﨑の対人の強さや経験値の高さによって改善される見込みは大いにある。残留に向けてまだ勝ち点差に開きはあるが、頼れるベテランの影響力でさらにチームに勢いをつけたいところだ。

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名前大島俊亮
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