2026FIFAワールドカップ(W杯)北中米大会アジア最終予選で、日本代表は9月5日に中国代表と対戦し7対0で圧勝した(埼玉スタジアム2002)。この勝利に対して様々なメディアが日本代表を分析している。
世界的な大手スポーツメディア『ESPN UK』は「日本には攻撃のタレントが豊富であることは確かだ」と切り出し、「森保一監督はついに全てのパズルのピースをはめる方法を見つけたかもしれない」と、報じた。
中国に勝利することは試合前から予想されていたことではあったが、本当に目を引いたのはその方法だったとして、同試合における戦術的な部分を指摘している。「先発のポジションは二次予選ほど冒険的ではなかったが、日本の新しい【3-4-2-1】が前進する可能性は十分にある」
また特には日本の右サイド、久保建英(レアル・ソシエダ)と堂安律(フライブルグ)のコンビネーションプレーにかけた森保采配を称えた。
「これまで長い間、堂安と久保を同じ布陣で起用することは不可能と思われてきた。この試合で堂安が右サイドハーフを任され、久保はメインストライカーの上田綺世(フェイエノールト)の後ろで攻撃的な役割を担っていた。久保がワイドに流れると、堂安がアンダーラップで突進し、監督は最もテクニックのある2人の選手を効果的に並べる方法を見出した」
一方、左サイドのコンビにも言及。「プレミアリーグのスター選手である三笘薫(ブライトン)」「徐々にではあるが確実に全盛期を取り戻しつつある元リバプールの南野拓実(モナコ)」と紹介し、南野については「彼は後半開始早々の6分間で2ゴールを決め、サムライブルーの主役となった」と評価した。
守備陣についても、GK鈴木彩艶(パルマ)や若手有望株DF高井幸大(川崎フロンターレ)の名が挙げられ、「鎌田大地(クリスタル・パレス)や浅野拓磨(マジョルカ)といったヨーロッパで活躍する経験豊富な選手を控えに回すことさえできた」と選手層の厚さにも驚嘆。
「超大作映画のように、日本代表の選手達を1つ作品に収める方法を見つけたのかもしれない」と、締めくくられている。
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