9月5日にFIFAワールドカップ北中米大会アジア最終予選の初戦(対中国代表)を控えているサッカー日本代表「森保ジャパン」。MF伊東純也(スタッド・ランス)、MF三笘薫(ブライトン)と主力選手の代表復帰が話題を呼ぶなか、日本代表のスポンサーが森保一監督の起用法に注文を付けている。
テレビ静岡の公式YouTubeチャンネルで9月3日に公開されたサッカー番組『サカろう』には、カタールW杯の代表メンバーであるGK権田修一(清水エスパルス)や、ホテル業界大手『アパグループ』の社長兼最高経営責任者(CEO)を務める元谷一志氏が出演。権田の経験などをもとに、W杯アジア最終予選の難しさについて議論を交わしている。
そんななか、元谷氏は「最終予選での戦いに対する期待」を訊かれると、「ぜひ選手層を試して厚くしてほしい。今、まだ全く見られていない新戦力というのもあげてほしいと思う」と、森保監督に対して新戦力の発掘や全体の底上げを求めている。
そして実際にピッチで最終予選の厳しさを感じた権田は、「カタールW杯を経て、すごくチャレンジしている。このチャレンジを最終予選でもやり切って勝ち上がることが大事」と、W杯本大会出場権獲得への条件を呈示。
「日本が上のステージに行くためには、自分たちのスタイルで勝てるようにならないと、やっぱり上にはいけない。それはもう今までの話であり、今回からは相手に合わせるサッカーでも勝てる、自分たちのサッカーをしても勝てることをしっかりやれる(ようになる)」と私見を述べた。
なお『株式会社アパホテル』は、JFAナショナルチームパートナーとして2023年3月から2026年12月までの複数年契約を締結。元谷氏は「日本はもっと強くなれるという思いに共感します」「ともに世界の極みを目指すという意味で、ベクトルは同じ方向を向いています」と、森保ジャパンのさらなる躍進に胸を膨らませている。
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