マンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)に所属するブラジル代表FWアントニー(24)と、デンマーク代表MFクリスティアン・エリクセン(32)に関するオファーを拒否していたようだ。
今夏にオランダ代表FWジョシュア・ザークツィーやオランダ代表DFマタイス・デ・リフト、U-21フランス代表DFレニー・ヨロ、ウルグアイ代表MFマヌエル・ウガルテなどを補強したユナイテッド。その一方で、スコットランド代表MFスコット・マクトミネイを移籍市場最終日にナポリ(イタリア1部)へ放出した。
イギリス『デイリー・メール』によれば、レアル・ベティス(スペイン1部)はアントニーとエリクセンのレンタルをユナイテッドに打診したという。ユナイテッドを率いるエリック・テン・ハグ監督は移籍市場閉幕間近での放出を嫌がったため、ユナイテッドはベティスからのオファーをすぐに拒否したようだ。
サンパウロ下部組織出身のアントニーはアヤックスでのプレーを経て、卓越したボールコントロールを武器に2022年夏にクラブ史上2番目の移籍金でユナイテッドに加入。だが、ピッチ外での問題を抱えるなど、移籍金に見合った活躍を披露できていない状況が続いている。
その一方で、アヤックスやトッテナム・ホットスパーでプレーしたエリクソンは2020年にインテルへ加わると、2021年6月に心停止で倒れたことで、治療の一環として植え込み型除細動器を装着。それに伴い、イタリアでのプレーが不可能になり、2022年1月からブレントフォードへ加入。2022年夏にユナイテッド入りしたが、今季はここまで出場機会がない状況が続いている。
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