浦和レッズ所属FW二田理央は、8月31日開催の明治安田J1リーグ第29節・町田ゼルビア戦で途中出場。自らのファウルでMF松尾佑介のゴールが取り消しとなり、その後引き分けに持ち込まれたことにより、ネット上で批判や誹謗中傷を受けている。
2-1と浦和リードで迎えた後半アディショナルタイムの90+3分、浦和はカウンターを発動。松尾がドリブルでペナルティエリアまで持ち上がると、並走していた二田はシュート直前にMF下田北斗を引っ張り倒す。松尾がゴールネットを揺らしたものの、主審は二田のファウルをとり、町田のフリーキックで試合再開。90+8分にFWエリキのゴールで同点に追いつかれ、勝ち点2を落とす格好となった。
試合後、二田が自身のファウルを猛省するなか、ネット上では「あのファウルで台無し」「二田のせいで勝てなかった」という批判や、誹謗中傷メッセージが殺到。しかし同選手のインスタグラムでは、8月12日のサガン鳥栖戦に関する投稿に対して「アンチなんかに負けるな!」「誹謗中傷なんか気にせず、ここから挽回してください!」「猛省して次の試合でゴール決めろ!」といった激励のメッセージが町田戦後に相次いで寄せられている。
Jリーグでは、試合結果や内容などによる誹謗中傷問題が後を絶たない。誹謗中傷メッセージを投稿した人物が特定され、クラブから処分を受けるケースもあるだけに、ファン・サポーターには冷静さが求められそうだ。
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